多彩な桜の競演
冬の静かな美しさから木々が芽吹きはじめる春。4月の兼六園はなんといっても桜が見頃です。
毎年の気候で開花時期はずれてしまうのですが、4月中旬頃は様々な桜が満開の競演となり、来園する沢山の皆様をお出迎えします。
兼六園の園内にも様々な場所に桜が植えられており、ゆっくり散策されると、どこを見ても桜を眺めることができ、楽しいお花見をすることができます。
あちらこちらから小鳥たちのさえずりが沢山聞こえてきます。よく耳をすますとウグイスの鳴き声に出会えるかもしれませんね。
全国でもめずらしい兼六園菊桜
兼六園の桜は約40種類、400本を超える木々があり、この桜はどんな桜かな・・・と調べながら散策されるのも良いと思います。また、品種によって開花時期も違ってくるため、兼六園では比較的長い期間桜を楽しむことができます。
中でも注目が菊桜。この桜目当てに兼六園にいらっしゃる方も多いくらいです。
そのほか、熊谷桜、旭桜、福桜などの銘木や、その美しさから楊貴妃と名付けられた桜も必見です。
桜の木々が見事に並ぶのは真弓坂付近や桂坂から入るあたりでしょう。石川門の石垣と花の色と金沢城の白色のコントラストがこちらも美しいですね。眺望台から見る卯辰山の桜もオススメポイントです。
ソメイヨシノは開花後に早く散ってしまうものですが、散り始めに曲水や瓢池などに浮かぶ花びらの美しさも見逃せません。
見どころマップ
季節の花々
金沢市の公式ホームページで、兼六園の今の様子を花や木などの写真を交えながら紹介されています。
ぜひこちらもご覧ください。
金沢市の公式ホームページ「兼六園花便り」