季節で楽しむ兼六園
11月の見どころ
桜の時期も同様ですが、園内一面が彩られる季節は、眺望の良い場所を選ぶと、その一体感に圧倒されるでしょう。
そんな11月には冬の代名詞、雪吊りの作業が行われます。作業は12月の中頃まで行われており、いよいよ冬の到来です。
本格的な冬になる前に、ぜひ一度散策してみてください。
12月の見どころ
この季節の雪はすぐに溶けることも多く、晩秋の秋の名残との混ざり合いが美しかったりします。落葉に積もる雪や、咲き始める椿に積もる雪など、冬の兼六園も美しい景色が広がります。
年末年始には兼六園が無料開放され、大晦日と元旦は夜間も開園しています。夜の兼六園を通っての金澤神社への初詣もまたステキな思い出になるでしょう。
1月の見どころ
一番の見所は唐崎松。雪があってもなくても雪つりの姿はとてもすばらしく、冬の兼六園の定番とも言えるでしょう。
この季節は空気も綺麗で、天気が良い日は遠くまで景色が見渡せ、別世界の雰囲気を感じることが出来ます。ご来園の前にはお天気をお確かめいただき、楽しい1月の兼六園をお楽しみ下さい。
2月の見どころ
2月のライトアップは雪吊りが黄金色にかがやき、真っ白な雪に浮かび上がるその様子は幻想的の一言に尽きます。ぜひ一度は直接ご覧ください。
3月の見どころ
まだまだ朝晩冷え込む時期ですが、20種200本にも及ぶ梅が紅白色とりどりの花を咲かせて、春の訪れを知らせてくれます。
4月の見どころ
あちらこちらから小鳥たちのさえずりが沢山聞こえてきます。
この時期はライトアップが企画されているので、夜桜もご鑑賞いただけます。
5月の見どころ
満開の桜や、紅葉、雪景色も良いですが、この新緑のシーズンも兼六園の魅力が引き立つ時期です。
新緑の生命力溢れる美しさもさることながら、ツツジやカキツバタなどの花々が咲き始め、新緑の緑と可憐な花の色のコントラストをお楽しみください。
6月の見どころ
木々の緑が濃くなり、足下の苔も青々と艶やかになり、緑が美しい季節です。また、雨の日は園内の草木やお花が濡れている様子も画になります。
7月の見どころ
兼六園でキノコ?と言う方も多いのかもしれませんが、なんと249種ものキノコが兼六園では見つかっているそうです。
キノコは初夏から秋にかけて様々な種類が確認されており、兼六園内でキノコ探しの散策もまた面白いですよ。
8月の見どころ
兼六園内を流れる曲水や翠滝、金城霊沢と水に関係するポイントが人気です。辰巳用水から引き込まれている、冷たくきれいな水が一時の涼を運んでくれます。
また、茶店では、かき氷や冷やしあんころなど、涼をご提供するメニューも登場します。
心も体も涼やかに夏の兼六園をお楽しみください。