12月の見どころは冬のおとずれを感じる

12月の見どころ

本格的な冬の到来

12月になると金沢市内では繁華街などがイルミネーションで彩られるようになります。
気温も寒くなって、いよいよ北陸の冬も本格化してくる時期ですね。
金沢の冬=雪 というイメージが強いのですが、近年は暖冬の傾向で毎年状況が変わります。昔と比べると雪景色を見ることが出来る日は少なくなってきました。
逆の視点で考えますと、来園日に雪が降っていたら、めいっぱい冬の兼六園をお楽しみいただけるという事になります。天気予報は欠かさずチェックして下さい。

冬の兼六園

寒い時期に彩りをそえる椿

この季節の雪はすぐに溶けることも多く、晩秋の秋の名残との混ざり合いが美しかったりします。
落葉に積もる雪や、咲き始める椿に積もる雪。兼六園の椿は龍石の椿が有名でありますが、桜ヶ岡口の近くにある、ことじ椿も年末年始に向け花をつけはじめます。
真っ赤で一重の大ぶりな椿は園内の風景のアクセントとして美しく咲いていますので、是非ご覧下さい。

紅葉

金沢神社の赤色が冬の北陸に映える

加賀藩前田家のご先祖様でもある菅原道真公が祀られているのが兼六園の側にある金沢神社です。12月は比較的に静かに参拝ができますので、雪の降った日に足を向けるのも良いと思います。
赤色の神殿が雪化粧しているのも、この冬の時期しか見ることは出来ません。また、この場所はパワースポットとも知られる場所なので、神社に参拝し、汚れを落としてパワーの充電もいいかもしれませんね。

金澤神社

他の季節にはない清浄な雰囲気

この時期は空気が澄み、ピンと張りつめたような清浄な雰囲気を感じます。雪が無い日ももちろん、美しいお庭の風景は他の季節にない顔を覗かせます。
また、曇天が続く金沢の冬の中でも晴天に恵まれる日は、青空とのコントラストが日本を感じさせる美しさです。
年末年始には兼六園が無料開放されるのはご存じでしょうか。
12/31〜1/3は無料で入園でき、大晦日と元旦は夜間も開園しています。
夜の兼六園を通っての金澤神社への初詣もまたステキな思い出になるでしょう。

霞ヶ池周辺

見どころマップ

12月の見どころを説明する地図

季節の花々

金沢市の公式ホームページで、兼六園の今の様子を花や木などの写真を交えながら紹介されています。
ぜひこちらもご覧ください。
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