3月の見どころ

春の訪れを知らせる梅

雪が溶け、緑が芽吹き出す3月はモノトーンな雰囲気を持っていた兼六園に春の到来を知らせるかのようにだんだん賑やかになってくる季節でもあります。
また、年によってはこの季節にも最後の雪が降ったりと、冬の兼六園、そして春の兼六園それぞれの魅力を楽しむことができる月でもあります。

3月の兼六園の見所はやはり梅の花。梅林を是非ご覧下さい。
様々な梅の木が咲き誇るのは3月中旬からです。この梅林は、昭和44年に明治百年記念事業として約3000平方メートルともいわれる広大な場所に全国から約20種200本にも及ぶ名梅の苗木を兼六園観光協会が中心となって寄贈し、造営されたものでもあります。
これだけ沢山の種類の梅を見ることが出来る場所も少なく、この季節は外せないポイントではないでしょうか。

梅林

兼六園の中にある小さな名園

成巽閣から梅林をゆっくりめでながら散策し、梅林の奧にあるのが時雨亭。
元々、時雨亭は5代藩主である綱紀が兼六園を作った頃からあった建物だったのですが、明治に撤去されてしまった歴史があります。現在はこの地に復元され、無料で休憩することができ、お抹茶や上生菓子を頂くこともできます。(有料になります)
時雨亭の中にもお庭が有り、これもまた水路を取り込んでステキなお庭です。是非ご覧下さい。

4月に向かうにつれてもちろん早咲きの桜も咲き始めます。
セキレイやシジュウカラなどお馴染みの鳥たちも見掛けることができます。

時雨亭

2015年3月は新幹線開業にあわせて特別にライトアップが行われることが決定しました。
通常行われないこの時期のライトアップはとても貴重ですので、お見逃しなく。

ライトアップ

3月に開催しているイベント

見どころマップ

3月の見どころを説明する地図

季節の花々

金沢市の公式ホームページで、兼六園の今の様子を花や木などの写真を交えながら紹介されています。
ぜひこちらもご覧ください。
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