足元の小さな変化もお見逃しなく
7月中旬頃には梅雨もあけ、だんだん夏にさしかかっていく時期でもあります。
初夏を感じながら見て回ることができるでしょう。
ただし、ここ数年は7月も暑い日がありましたので事前にお天気のチェックは必要ですね。
この時期は雨の恵みを受けて、園内にキノコを見かけることが多くなってきます。
兼六園でキノコ?と言う方も多いのかもしれませんが、なんと249種ものキノコが兼六園では見つかっているそうです。
キノコは初夏から秋にかけて様々な種類が確認されており、兼六園内でキノコ探しの散策もまた面白いと思います。
可憐な花が彩りを添える
梅雨の後は、木々の緑が大変鮮やかできれいです。
ことじ灯籠から霞ヶ池を見ると奥にたくさんの木々や松の葉が青々と見え、青空と木々の緑、そしてそれを写し込む水面のコントラストが美しく、見逃せないポイントですね。
時期が合えば、ことじ灯籠の足元に黄色い花が咲いているかもしれません。「金糸梅」といわれ、金の糸のようにみえることから名前がついたそうです。
野鳥の憩いの場
霞ヶ池にはアオサギがじっとしていることも多いです。また、山崎山から鶺鴒島(せきれいじま)、曲水のあたりでカワセミの目撃情報も。野鳥好きの方は要チェックです。
お昼の気温が高めの日や、野鳥を観察されたい方は早朝に兼六園を散策されるのも良いと思います。
早朝は気温が低く散策しやすいですし、人が少ないので鳥たちのびのびしている様子が見ることが出来るかもしれませんね。
兼六園では、早朝無料入園のサービスを行っています。早起きが得意な方はぜひご利用ください。
早朝無料の時間は季節によって異なりますので、詳しくは利用案内の「開園時間・入園料等」をご確認ください。
幻想的な蛍の舞
7月だけではありませんが、兼六園内には蝶も舞っています。
その中でもアオスジアゲハが飛んでいるかもしれません。とても綺麗な蝶ですので見掛けたら是非カメラに納めて下さいね。
また水の綺麗な兼六園内では夜になると蛍を見ることも出来ます。
毎年ホタルの鑑賞会イベントも企画されていますので、タイミングが合う方は是非ご参加下さいね。
※日時は毎年変わりますので、金沢城・兼六園管理事務所のWEBサイト でご確認下さいませ。
見どころマップ
季節の花々
金沢市の公式ホームページで、兼六園の今の様子を花や木などの写真を交えながら紹介されています。
ぜひこちらもご覧ください。
金沢市の公式ホームページ「兼六園花便り」