2月の見どころは雪化粧

2月の見どころ

雪吊りの縄に積もる雪

金沢の雪は大体12月から2月頃に降ることが多いように思います。(まれに3月にも降雪があるので気は抜けないのですが・・・)
2月もやはり雪景色や冬の兼六園をお楽しみいただきたいです。
1月同様、雪釣りがみどころになりますが、もし、来園前の前夜に雪が降ったときは、是非早朝に兼六園にお越しください。
翌日のお天気にもよりますが、雪釣りの縄に雪が積もり、他では見ることが出来ない美しさに驚かれることでしょう。
朝の兼六園。オススメいたします。ひとしきり散策して、茶店で朝ご飯というのもゆったりとしてオススメですね。

雪吊りの縄

雄大な景色とゆったりとした時間を楽しむ

冬の兼六園の風景を切り取ったような眺望が楽しめるのが三芳庵の水亭です。
瓢池の畔で翠滝の音を聞き、景色を眺め、美味しいお抹茶を楽しむ。視覚、聴覚、味覚を同時に楽しめるスポットでもあります。
また眺望台からは、雪化粧をした金沢市内や卯辰山の右手には白山連峰や医王山、戸室山など雄大な雪景色の山々を見ることが出来ます。
金沢市内に積もり屋根の雪も真っ白で、見渡す限り真っ白な世界がとても美しい。

水亭での一時

水墨画のような世界

もし、来園される日の気温がぐっと低くなることが予想されていましたら、黄門橋周辺から霞ヶ池をご覧下さい。
台石の端から斜めに架けられた造形の美しさにあわせ、薄く氷の張った景色があります。気温が下がった時だけの特別なロケーションですね。
霞ヶ池はことじ灯籠からみることが有名ではありますが、反対側にまわる景色もみのがせません。
雪に閉ざされた白さと、薄氷の風情は水墨画の美しさにも例えられています。

雪景色

黄金色にかがやく景色

2月のライトアップは雪吊りが黄金色にかがやき、真っ白な雪に浮かび上がるその様子は幻想的の一言に尽きます。冬のライトアップ(特に雪が降った後)は一生に一度はご覧いただきたい絶景ポイントです。

雪とライトアップ

小鳥のさえずりを目印に散策

綺麗な水場にしか生息しないといわれているカワセミも運が良ければ出会うことがあるかもしれません。山崎山から鶺鴒島にかけて流れる曲水周辺で、まれにいる事があります。是非注意して見てくださいね。
そのほか、ジョウビタキやコゲラなどを見ることもできますので、小鳥のさえずりが聞こえた方を探すという散策の仕方も楽しいと思います。
日照時間がすくなく、晴れ間が貴重な金沢の冬ですが、逆に青空快晴の日にご来園の時はまたひと味違う冬の兼六園をお楽しみいただけます。2月の兼六園も是非お楽しみ下さいませ。

雪景色

見どころマップ

2月の見どころを説明する地図

季節の花々

金沢市の公式ホームページで、兼六園の今の様子を花や木などの写真を交えながら紹介されています。
ぜひこちらもご覧ください。
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