兼六園の概要

特別名勝兼六園は、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と共に「日本三名園」の一つと称される、江戸時代の代表的な林泉廻遊式庭園です。
春の桜、秋の紅葉、冬の雪吊りなど四季折々の美しさを見せ、いつ訪れても素晴らしい景観を見せてくれます。
「ことじ灯籠」や雪吊りされた「唐崎の松」など、テレビや雑誌で目にしたことのない方はいないでしょう。園内には他にも美しく興味深い名勝がいっぱいです。
歴史的な観光地をたくさん要する「観光都市金沢」のまさに中心が兼六園であり、一度ならず、二度三度と訪れてみたくなる名園です。
金沢に観光でお越しのお客様は兼六園を中心に、周辺観光地をご散策されることをおすすめします。

ことじ灯籠と霞ヶ池

ことじ灯籠と霞ヶ池

兼六園を彩る花

兼六園では季節により様々な花が楽しめます。
ツバキ、サザンカ、冬桜、梅、マンサク、ソメイヨシノ、ツツジ、カキツバタ、サツキ、ハギ、キキョウ、フジバカマ、キンモクセイ、その他。
日本の桜の名所百選にも選ばれており、ソメイヨシノの開花時期には多くの市民や観光客で賑わっています。

春夏秋冬の兼六園の様子

兼六園の野鳥

兼六園は市街地にあるにもかかわらず、一年を通して様々な野鳥を見ることができます。
カモ、アオサギ、セキレイ、カワセミ、ジョウビタキ、コゲラ、ウグイス、オオルリ、エナガ、など。
警戒心の強い野鳥は、人の少ない早朝に多く見かけることができます。

兼六園の野鳥

兼六園の概略

所在地 石川県金沢市兼六町1番
総面積 約11.4ha
名勝指定 大正11年3月8日
特別名勝指定 昭和60年3月20日
樹木の種類 160種
樹木の数量 8,200本