10月の見どころ

一足先に色付く紅葉

すっかり秋の様相を見せてくる10月の兼六園。晴れているときはすがすがしく、雨が降ったりすると、少しづつ寒さを感じてしまう季節です。この時期は一枚羽織りものをご用意してご来園下さい。朝夕や雨の日などは肌寒いときがございます。
10月から11月にかけて、兼六園は紅葉がどんどん進んでいきます。
実は、ことじ灯籠の脇にある紅葉の木だけ、他の木よりもはやく色づきはじめることは余り知られていません。テレビなどで紹介されるこのシーンが紅葉していても他がもうちょっとということもあります。
逆にこの木だけが色づいてしまうのを見るのも風情があって面白いですね。

ことじ灯籠横の紅葉

秋に花咲く十月桜

そして、10月に兼六園では桜が咲くのはご存じでしょうか。
春のものと思ってしまう桜ですが、兼六園には十月桜と呼ばれる桜がこの時期から春まで桜の花を咲かせています。いっけんミスマッチな感じもしますが、そこはさすがの兼六園。何の違和感もなく美しさが共存する十月桜もお楽しみ下さい。
また、園内にはこの時期、秋の七草も盛りだくさん確認できることでしょう。
萩、すすき、桔梗、撫子、葛、藤袴、女郎花(おみなえし)
万葉集にも詠まれる秋の七草を兼六園で探しながら散策するのもステキですね。

十月桜

夜の幻想的な紅葉

もちろんライトアップも見逃せないのではないでしょうか。
10月は毎年ライトアップが予定されています。近年はプロジェクションマッピングを金沢城公園で行うなど、秋の兼六園の夜を盛り上げてくれます。雪吊りのない純粋に紅葉を楽しむことができるライトアップは必見ですね。

ライトアップ

見どころマップ

10月の見どころを説明する地図

季節の花々

金沢市の公式ホームページで、兼六園の今の様子を花や木などの写真を交えながら紹介されています。
ぜひこちらもご覧ください。
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