1月のみどころは唐崎松の雪吊り

1月の見どころ

日本最大の雪吊り

雪を楽しむことも兼六園の魅力。最近は雪が少ないと感じる金沢の冬ですが、それでも雪の日は格別です。
年末年始に兼六園にお越しになる方は、ライトアップの雪づりをお楽しみいただけます。
一番の見所は唐崎松。雪があってもなくても雪つりの姿はとてもすばらしく、冬の兼六園の定番とも言えるでしょう。

唐崎松

椿や雪など冬の魅力がそろう時期

1月はまだ梅林には花が付くには早い時期ではありますが、タイミング良くふんわりと木々に雪が積もるとお花が咲いたようでとても綺麗です。
この時期に咲く花は多くはありませんが、サザンカやことじ椿、龍石の椿が咲いています。雪の白と椿の赤はとても良い取り合わせで綺麗です。また、梅林にはマンサクやソシンロウバイの黄色い花が咲いていますので是非探してみて下さい。
また園内の木々も緑豊かな季節とは違った魅力を探すのも冬の兼六園の楽しみ方かもしれません。
落葉した木々の枝振り、針葉樹の緑などに椿の赤など。ここに雪の雰囲気が加わることにより冬の兼六園の魅力がよりいっそう深まることでしょう。

椿

野鳥の可愛い姿に癒やされます

園内を散策されると、様々な鳥の姿を目にすることが多いと思います。
この季節は10月頃から飛来する水鳥たちが増えてくる時期でもあります。
霞ヶ池に行きますと、カモやカイツブリが羽を休めているでしょうし、虎石からサザエ山に抜ける脇道の木々にも気をつけて目をこらすと、シジュウカラやジョウビタキ、ルリビタキなど可愛い小鳥を見つけることができるかもしれません。
ちょっとした小鳥との出会いも兼六園の楽しみ方の一つです。

野鳥

他の季節にはない清浄な雰囲気

冬の季節は空気も綺麗で、天気が良い日は遠くまで景色が見渡せ、別世界の雰囲気を感じることが出来ます。
オススメは栄螺山の山頂。霞が池の奥には金沢の町並みがみえ、さらに奧には卯辰山の雪化粧が見え、この季節だけの美しさを楽しむことができます。また雪の似合うロケーションとしては桂坂口の眺めもオススメです。
石川門、五十間長屋など、普段から白い色が美しい石川門や金沢城をさらに白く包み込む雪景色は格別の眺めです。
雪が降り積もると真っ白な世界になってしまうこの時期の兼六園ですが、お天気の良い日が続きますと雪の間から緑を垣間見ることもできます。
ご来園の前にはお天気をお確かめいただき、楽しい1月の兼六園をお楽しみ下さい。

石川門

見どころマップ

1月の見どころを説明する地図

季節の花々

金沢市の公式ホームページで、兼六園の今の様子を花や木などの写真を交えながら紹介されています。
ぜひこちらもご覧ください。
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